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プロが教える秋の抜け毛対策

秋の抜け毛の原因とは?

秋は抜け毛の季節とは言いますが、洗面台や浴室の排水溝に溜まった髪の多さに驚く事もしばしばありますね。こんなに抜けてほんとに大丈夫??と不安になってしまします。今どんな状況なのかをしっかり理解することからまずは始めていきましょう。



☆秋の抜け毛の3大要因

①夏の紫外線によるもの

夏の強い紫外線によって活性酸素が生成されます。
活性酸素は何かとエイジングの問題を引き起こします。髪を作る細胞である毛母細胞も破壊してしまいます。
また、汗や皮脂の分泌が活発になり、ホコリなどが付きやすくなります。
それが頭皮を詰まらせひどい時は炎症などを引き起こすことも。
そうした頭皮環境の悪化によりヘアサイクルが乱れ、薄毛を進行する原因となります。
まずは夏は普段よりも意識して頭皮を清潔に保つことが大切です。


②季節的なもの

動物が秋になると『毛替わり』するように、人間もその名残があるようです。

通常のヘアサイクルでの自然脱毛は1日100本程度ですが、この時期は多い人では200本近く脱毛することもあるようです。
この時期の脱毛は多くは季節的な要因が考えられるので焦らず原因を見つけましょう。


③夏の暑さによる食欲不振やストレス

夏の暑さで食欲が無くなり、たんぱく質が不足すると髪の成分であるケラチンが生成できにくくなりヘアサイクルが乱れます。

また、ストレスを感じることで交感神経と副交感神経がうまく入れ替われず睡眠不足になり、成長ホルモンの分泌に影響が出てきます。また血管がうまく広がらず血行不良を起こしヘアサイクルが乱れ薄毛や抜け毛の原因となります。


対策1.正しいシャンプー選びとシャンプーのやり方


頭皮に刺激のあるタイプのものを避けて、アミノ酸系シャンプー剤の使用をお勧めします。

アミノ酸系シャンプーにはいろいろなタイプのものがあります。例えばオーガニック系のシャンプー剤にもアミノ酸を使用したタイプのものもあります。頭皮の調子が思わしくない時などはアミノ酸系のオーガニックタイプのシャンプー剤もおすすめです。

市販されている高級アルコール系シャンプー剤は頭皮に対して刺激が強いため避けた方がベターです。


対策2.食生活の見直し

タンパク質は髪の主成分であるケラチンの生成に必要不可欠です。

また亜鉛は新陳代謝や髪の生成に必要な毛母細胞の活性化を促すミネラルでケラチン生成の大きく影響します。
亜鉛とタンパク質は合わせて摂取することで効果は高まります。
亜鉛はなかなか通常の食事では必要な量を取れないことが多いのでサプリメントなどを併用されると良いと思います。 

対策3.良質な睡眠とストレスの解消

就寝前には十分にリラックスしておく必要があります。

成長ホルモンは眠ってから3時間までが最も多く分泌されるので、ここで深い眠りにつけるようにすることを心掛けていきましょう。

就寝前はスマホやテレビの見過ぎやカフェインの摂取を避けるなどの配慮が必要です。軽いストレッチや暖かい飲み物等でリラックスしておくこともおすすめです。


対策4.夏のダメージケア

〜夏にかけて紫外線により頭皮へのダメージが蓄積されていきます。

秋にこれらのダメージが原因となる脱毛も否めません。
頭皮へのダメージは皮膚の乾燥と毛母細胞へのダメージの2種類。冬になるとさらに乾燥が強くなるため、この時期にしっかりとケアをしておくことが大切です。
頭皮の乾燥やダメージケアはクリームバス等の頭皮に栄養を与えるメニューがオススメです。

☆秋の抜け毛を減らすヘアケア習慣


1.アミノ酸系シャンプーの使用

頭皮を清潔の保つことは重要ですが、市販の高級アルコールシャンプーは刺激が強いため逆に頭皮や髪の乾燥を引き起こします。
シャンプー剤は界面活性剤が全てと言っても過言ではありません。
いくら保護のために植物成分等が入っていても効果はあまり期待できません。
先述したようにアミノ酸系にもオーガニック製品はありますので植物成分にこだわられるようでしたらそちらをお勧めします。

2.ルーティンでしたいヘッドマッサージ


所説はありますが、ヘッドマッサージは頭皮の血行促進には必要不可欠です。また入浴後のマッサージはリンパの流れがスムースになっているので効果は高くなります。5分程度でいいので、入浴後はマッサージをする習慣を身に付けたほうが良いでしょう。

3.頭皮の美容液


育毛剤はいろいろな種類のものがありますが、頭皮の状態によって使い分けるのがベターです。
男性向けのものは皮脂の分泌を抑えてAGA等の問題を解決するタイプが多くみられます。
女性に向いているものは血行促進効果と毛母細胞の活性化を促す栄養素を中心とした頭皮の美容液と称されるようなタイプが良いでしょう。

.アロマテラピー

アロマテラピーによる効果でホルモンのバランスを整えましょう。
就寝前の使用でリラックスし成長ホルモン分泌を効果的にする事が出来ます。
また、エストロゲン(女性ホルモン)の減少を抑える事が出来るバラのエッセンシャルオイルの使用も効果的です。

5.たんぱく質と亜鉛の摂取

亜鉛にはたんぱく質の代謝を促し美髪・美肌効果があり、免疫向上にも効果があります。
体の中で生成することが出来ないので普段の食事でとるようにしましょう。
魚介類では牡蠣・ほたて・シジミ・うなぎ 肉類では豚レバー・牛もも・鶏もも 納豆や高野豆腐にも多く含まれているようです。



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